2010年2月7日 (Sun)

Episode 1



先日放送していた『崖の上のポニョ』を録画したので、深夜の作業中に流し見したんですが、「やっぱりジブリは絵を見ないとね」という事で、音だけ聞いてた部分を再確認。
ふふぅ〜ん。切り取る風景の視点と細かい描写が絶妙だし、登場人物(特に子供)の性格が素朴で健康的なので、宮崎作品は居心地が良いっすね。

で、作品の印象は、「贅沢な第一話」って気がしました。
ここからが面白そうなのに・・・って感じ。過去の作品だと『となりのトトロ』『魔女の宅急便』も第一話っぽくないですか?(『風の谷のナウシカ』は原作では続きがあったしね)


そう考えると、テレビで人気だったアニメの第一話もこのエネルギーと時間とお金をかけた作品で見てみたい気もします。ん?主人公が死んじゃうパターン以外は最終回より第一話の方が重要だという事かいな?
それでも、某仮面ライダーみたいに1話に戻って終わりってパターンの円環構造を持ち込まれると、ちょっとゲンナリしちゃうしな〜。

そーいえば、世界観広げ過ぎちゃって最終的に『2001年宇宙の旅』を(ハンパに)パクって輪廻で終わる映画もけっこうありましたよね〜。
ど〜せだったら三池監督の『DEAD OR ALIVE 犯罪者』くらいぶっ飛んでるなら大好きですが・・・。

あれか?実在の人物でも坂本龍馬、ジェームス・ディーン、ブルース・リー、松田優作などなど「これからって時に亡くなった」というパターンの方がドラマ的に重宝される事からも、ピークかそれ以前にで終われば観客や評論家の想像力によって膨らむってコトだね。そうでなければ、まだまだ続く展開なのに作らないってヤツ。
だからルパンやサザエさんは年齢を重ねないし終わらないんだね。


さて、今月の@nai LABOのショッピングカートは、2月15日(月)22時にオープンさせていただきます。
http://anailabo.net/

今回出品するLa.TOMOアウトフィットをご紹介。
帽子 ・ネクタイ&ベルト付TOPS ・パンタロン ・モケモケショールの4点セットが2パターン。
どちらも限定1組で¥3500となりますので、宜しくどうぞ〜。
カスタムは完成次第アップさせていただきます。



2010-02-07 23:48 in @nai's #

Something Interesting



今年になってから、すでに修復以来のKenner Blytheが10体以上届いてますが、以前より保存状態が良い気がします。
去年の前半にはガッツリ退色していて、自分で修復しようとした形跡アリってのがけっこうありましたから、まずはその形跡を消すべく更に修復しなきゃいけないんですが、そこにいろんな発見があったりします。

まず、日本で修復されたのか、海外で修復されたのか?
持ち主が修復したのか、誰かに依頼して修復してもらったのか。その人のスキルもどの程度なのかまで想像出来ちゃいます。


まず、退色の場合は「表面的な変色だ」と安易に考えて耐水ペーパーで頑張っちゃってるのはよくあります。
でも、退色ってのは裏まで変質していなくてもかなり深いものですから、表面どれだけ削っても消えません。
そもそも40年も前の人形なので、当時ベージュだったプラスチックも色素が飛んじゃってて透明感がでちゃってますし、退色してるなら尚更です。
なので、裏側のギミックが透けて見えるまで削っても、黄変した部分は無くならないんですよね。

で、そこまで削っちゃったら、当然本来の造形自体も一回り浸食されちゃってますから、唇の周辺も容赦なく削られてます。かなり重症ですね。


首折れや腰割れの修復にも悪戦苦闘の形跡があります。
多いパターンだと接着剤とパテで埋めて(合わない色で)塗装しているパターン。首折れには針金やグルーガン使ってる場合までありましたが、どちらも強度的に役に立たないので、再度折れたり割れたりしてます。

分解する際に頭部の皿を取り外せなくて、おそらくイライラしちゃったんでしょう。周囲を完全にカットしちゃってるパターン。
これも時々ありますが、この状態だと頭皮が固定出来なくなるので、多くの場合頭皮をボンドで接着しちゃってます。

ちょっとビックリしたのは、アイギック破壊してたらしく瞼が止まらない状態のヴィンテージが届いた時。瞼が止まる時に何か不思議な感触が・・・。
アイホールからピンセットで脱脂綿を押し込んでテープで貼ってました。
う〜〜ん、斬新!その手は思いつきませんでした。

ともあれ、それもその人形の歴史ってコトでしょう。面白いもんですな。



2010-02-07 01:03 in @nai's #